近頃は健康食品などにも配合されることが増えてきているミドリムシですが、「ムシ」と名前についていても虫ではなく植物であり、「藻」の一種です。学術名はユーグレナで、藻でありながら自ら動くことができ、水中で光合成をしながらビタミンやミネラルなどの豊富な栄養素を体内に蓄えていきます。

 

この体内に蓄えられる栄養素はなんと59種類もあり、ビタミンが13種類、 アミノ酸は18種類、ミネラルが10種類、不飽和脂肪酸が13種類と、普段の食事だけでは不足しがちな栄養素がたっぷりと含まれています。だからこそ、ミドリムシが健康食品やサプリメントとして使用されているのですが、サプリメントなどに加工されることで効率よく栄養素を吸収することができます。

 

また、ミドリムシ特有の成分にパラミロンがありますが、これは表面に無数の微細な穴が開いており、ここに光合成で作り出した糖分を吸収するといわれています。パラミロンを体に取り入れることで、この無数の穴に中性脂肪などの不要なものが吸収され、ダイエットや生活習慣病の予防に効果が期待できると注目されています。

 

ミドリムシを摂取することで期待できる具体的な効果は、中性脂肪やコレステロール、高血圧、動脈硬化などに関係する生活習慣病を予防するほか、免疫力アップで風邪などの予防やアレルギー、花粉症の緩和、デトックス効果で美肌や便秘にも効果が期待できるといいます。

 

藻であるといってもムシと名前がつくので、味がちょっと気になるという方も多いかもしれませんが、サプリや健康食品などでは他の素材と合わせていることもあり、味は気にならないという声が多いようです。また、パンやヨーグルト、飲料にも配合されている場合でも、違和感なくおいしく食べることができると好評だということです。